代表挨拶

 当社の事業領域である情報サービス産業を取り巻く環境については、競争力強化や生産性向上を目的としたIT投資に加え、レガシーシステムの刷新、クラウドサービスへの移行、業務プロセスの効率化などのシステム投資意欲が今後も続くと考えています。最近では、生成AIの活用やローコード・ノーコード開発といった新たな技術も注目されていますが、当社はこれらの技術も含めて、多角的に対応していきます。

 蓼科情報は、1981年6月2日に「三位一体経営」「社会への貢献」「自然との調和」という3つの経営理念を掲げ創業しました。企業内IT化に関わるコンサルテーションやソリューションサービスから、多岐にわたる業務アプリケーション開発まで、常に最新のテクノロジーを駆使し、お客様のご要望に応じた信頼性の高いシステムを提供しています。私たちは経営理念にもありますように以下の視点を大切にしています:

 「部分最適」より「全体最適」
 「現状維持」より「変化対応」
 「現在志向」より「未来志向」

 そのために、経営の基本として「より顧客に近づくこと」「今後のIT動向や経済的変化を合理的に予測すること」「生成AIやローコード・ノーコード開発などの新技術の適切な活用」に取り組み、挑戦し続ける会社でありたいと考えています。
 また、会社の発展において最も重要なのは「人と人との和」、すなわちチームワークです。私たちは、社員一人一人が自身の役割に誇りを持ち、共通の目標に向かって協力し合うことで、チーム全体の力を最大限に引き出すことを重視しています。お互いの強みを尊重し合い、多様な視点を取り入れることで、より創造的で効率的な解決策を導き出すことができると信じています。

 私たちは、社員が成長し続ける環境を提供することにも注力しています。継続的な学習とスキルの向上をサポートし、個々のキャリアパスに応じた機会を提供することで、全員が自分の力を最大限に発揮できるよう努めています。また、社員間のオープンなコミュニケーションを促進し、アイデアや意見が自由に交換される風通しの良い職場環境を整えています。これにより、私たちは柔軟に変化に対応し、常に新しい挑戦に前向きな姿勢で臨む「強い蓼科情報」を目指しています。
 どんな時代でも、社員全員が一丸となり、共に成長し続けることで、確固たる信頼を築き上げ、お客様の期待に応えられる企業であり続けることをお約束します。私たちは、社員と共に、より良い未来を創造していくことを目指し、挑戦を続けていきます。

蓼科情報株式会社

代表取締役社長

井下 佳仁